双アーティスト展、今回は島州一の作品のご紹介です。

 

双アーティスト展でご紹介する作家の第3回目は島州一になります。

島州一は今回唯一の物故作家となります。

双ギャラリーがオープンして最初から、その後、長い時間を共有してきた作家です。

島は365日絵を描かぬ日はないと言われているほど、豊富に作品を制作した作家でした。

 

1959年多摩美術大学を卒業。

1969年カルピスの商標でもある黒人の姿で画廊に座り、自分自身を作品とする。

その後、版の制作にこだわり続けますが、1986年双ギャラーの初の個展からは版から離れて純粋に絵画に移行しました。

しかし絵画といっても根本的なコンセプトは版から離れることはなかったように思います。

1987年、双ギャラリーで開催された「アナログとデジタルの変換」の中でモドキレーションという名称のパフォーマンスが生まれますが、まさしくカタチをなぞり、最後に作品として転嫁していくという方法は版として生まれ変わっていく姿です。

その後生まれたレリーフの作品も絵画を描いてからそれをバラバラに解体してレリーフの作品にしていきます。当時は紙にドローイング、それを25号油彩にそしてレリーフへと。最後には120号の油彩に、という仕事を繰り返しています。

長野にアトリエを建ててからは、窓から見える浅間山を描いています。

しかしそれは島の着用するシャツ(原寸大)を丹念に縞模様も克明に描かれた「浅間山」でした。

島の仕事を書いてゆけば膨大にありこの紙面で収まる筈もありませんが、双ギャラリーでしていただいた仕事の一端を述べるに留めます。

T-Shirt 122

2011

紙にガッシュ、アクリル

90.5×63cm

LT586 くつろぐ女

2009

カンヴァスに油彩 F3

LT618 母

2009

カンヴァスに油彩 F3

 

※以上の3点は現在展示中の作品です。

 

 

C-D5

1993

レリーフ

C12

1989

コラージュ

T-Shirt 135

2012

紙にガッシュ、アクリル、コラージュ

80.3×120.5cm

T-Shirt 144

2012

紙にガッシュ、アクリル

90.5×63cm


双アーティスト展

一色ちか子、伊藤誠、島州一、多田正美、出店久夫、中里伸也、保坂毅、松崎昭彦、山田恵子
2020
627日(土)〜89日(日)
金曜日〜日曜日のみのオープン
13
001800(日曜日は17:00まで)

 

尚、お越しの際はマスクの着用をお願いいたします。

また今後、新型コロナウイルスの感染状況により、再度休廊とさせていただく場合がございます。最新の情報はホームページやブログなどからご覧くださいませ。

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