25周年にあたって

双ギャラリーが25周年を迎え、この節目にブログを開くことにしたのだが、私の視点が今の時流には乗り切れないのか、ズレているのか、分からない。
それでも良いのだ、という開き直りといえるものが私の中にはある。良いものは良い。例え時流に乗れなくても。
まだ本にはならないが「画廊と日常」と題したものを書き上げているが、この中では画廊の中で一緒に作り上げていくグループ展を主題にしている。
そこで、まずは、25周年の展覧会「発 見1」「創造」そして「発 見2」をブログの始まりに書こうと思う。
7月初旬、西江雅之先生に伊藤誠、多田正美、松下誠子が自宅に集まってくれた。島州一と味岡伸太郎は、長野に、豊橋にと、遠隔地にいるが参加してくれることは決まっていた。
展覧会のテーマ、タイトルは喧々諤々、意見がでる中で、西江が言った「発 見」「創造」に決まるが、副題で「驚き」と「チェンジ」をいれるかどうか。
要するに「発 見」という言葉には驚きが隠され、「創造」にはチェンジが内包される。
このディスカッションの中で「発 見1」伊藤誠と多田正美、「発 見2」味岡伸太郎、島州一、松下誠子の2回に分れ、「創造」は5人の作家全部のグループ展にすることが、決まったのである。