本日2022年5月1日をもちまして、双ギャラリーの活動をひとまず終了させていただくことになりました。
長い間様々な形で皆様にはお支えいただきました。
心より御礼申し上げます。
37年前は、まだ昭和でした。
バブル前夜とも言える状況であったことを思い出されます。
そこから世の中は大きく移り変わりました。
当時はまだソ連や旧共産圏が存在しており、そのうちにベルリンの壁が崩壊し、と世の中が混沌としておりました。
震災や同時多発テロなど、国内外を問わず大きく世の中が揺れることが多く、現在もロシアのウクライナ侵攻など、先行きが非常に不安な状況が続いています。
37年の間に世界は大きく変わりましたが、アート界も様変わりしたように思います。
1985年吉祥寺の片隅でひっそりとオープンした双ギャラリーですが、20年ほど前に東小金井に移転してからもスタンスを変えることなく活動してまいりました。
変化するアート界において、双ギャラリーがどのような存在だったかはわかりません。
ただ、日本のギャラリーの中でもかなり独自な存在であったのではないかと、自負しております。
今日で双ギャラリーでの展覧会の企画はおしまいとなります。
今後は、アーカイブや作品の整理など、まだまだ仕事は残っています。
不定期ながら、ブログなどを更新することもあるかと思います。
作家や作品などのお問い合わせは、今まで通り双ギャラリーの方へお願い致します。
また皆様にお会いできる機会があれば、と願っております。
37年間、ありがとうございました。
双ギャラリー 塚本豊子