双ギャラリーでは4月9日より「一色ちか子×鴫剛展」を行っております。

一色ちか子は双ギャラリーでは馴染みの作家になりますが、パートナーでもあります鴫剛は双ギャラリーでは初めての展示となる二人展になります。
2人は同じ東京藝大の日本画科を卒業して、かれこれ半世紀以上の長き間、ともに制作をし続けてきました。
鴫は団地や高速道路などを、度肝を抜くほどの大きさで、それもスーパーリアリズムで丁寧に描きます。過去の作品は複数の美術館へ収蔵されていますし、一度は見たことのある作品ではないでしょうか。
今回双ギャラリーで発表する作品は、彼がこのコロナ禍の中、悶々として鉛筆で描いた身の回りの風景です。特に鉛筆には秀逸の描きを見せますが、この風景は内包される精神性が如実に出ているような、そして作品が大きく見えてきます。

一色は鴫と同じアトリエを使いながら、全く異なる世界を求めて続けています。女性作家らしく身の回りの、花やキャベツ、白菜など、ありふれておよそモティーフになりにくいような素材を描き続けています。野菜や花といったものは単純に素材として使っていますが、自分とモノ、モノとモノが、それに加えて光との関係と。年々それは複雑化していくような感じですが、小さなキャンバスと毎日格闘して、日々を過ごしているように思えます。

非常に精緻な作品を制作する二人ですが、そこから垣間見える作家の制作への思いを汲み取っていただければと思います。

 

 


一色ちか子×鴫剛展

 

2021年4月9日(金)〜5月2日(日)

金・土・日曜日のみのオープン

13:00〜18:00(日曜日は17:00まで)

 

尚、今後の新型コロナウイルスの感染状況により、会期や開催自体が変更になる事がございます。最新の情報はホームページやブログなどからご覧くださいませ。
また、体調不良の方はご来廊をご遠慮くださいませ。お越しの際はマスクの着用をお願いいたします。