島州一展

展示期間: 2016年2月5日~28日

今回の作品は添景シリーズ。
全て過去の作品に島のアイコンが入るという、少し不思議な作品である。過去の作品が、椅子やバッテン、それに目、鼻、唇、そして髪の毛ともおぼしきカラフルなイメージが描き加えわえられ、少し大人しい雰囲気の作品が、若い作家の描いた瑞々しい作品とも見えてくる。
旧作に筆を加えるというのは、新たな作品に生まれていく行為であり、島の力量が確かなものと言えるだろう。過去に「アナログとデジタルの変換」という展覧会をしたことがあるが、意味は少し違うかもしれないけれど、このタイトルのような作品が生まれたのかもしれない。

SHIMA Kuniichi


関連記事一覧

  • 島州一展

    本日より島州一の展覧会が始まる。作品は比較的小品中心である。今回の作品は添景シリーズ。全て過去の作品に島のアイコンが入るという、少し不思議な作品である。過去 …

  • 次回の展覧会 島州一展

    2016年1月23日(土)~4月10日(日)まで、埼玉県立近代美術館1階展示室にて、「アーティスト・プロジェクト 島州一 世界の変換と再構築」展が行われてい …

  • 「島州一 世界の変換と再構築」展についてのお知らせ

    2016年1月23日(土)から4月10日(日)まで、埼玉県立近代美術館1階展示室にて、「アーティスト・プロジェクト 島州一 世界の変換と再構築」展が行われま …