保坂毅 HOSAKA Takeshi

1980年 福島県に生まれる。武蔵野美術大学造形研究科美術専攻油絵コース修了。

保坂は油絵科を出ているが、レリーフや半立体の作品を制作している。レリーフとか呼んではいるが、そのもつ構造は単純であるが単純ではないようである。細部にまで保坂の視線がいき届き、物言わぬ言葉は饒舌に見える。縞模様の柱状の作品は凛と立っていたり、傾けてあるのにも関わらず何か物言いたげである。会期中4回も並べ替えといった単純な行為にも関わらず、がらっと様子が変わっている。最後の行為の後、ギャラリーの内部に声がしていると錯覚を起こすほど変化していた。
2回目の展覧会「へだてとまやかし」は単純な構造体である。全く同じ形態ものが、壁に立方体として、また片方は描きで。描きといっても、テープで貼って作品にしていく。光と影、陰と陽、静と動、とも言えるが、揺るぎがなく壁に対峙している。また「余白の外側」は未完成のマスキングテープの作品を貼り、行為の中で完成させる。他2点は卒業以来初めてキャンバスの作品を作ったというが、一見すると単純であるが、やはり最初の柱状の作品同様、饒舌に見える。単純なカタチから観者に呼び起こさせる、、これが保坂の作品であろうか。

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