近年の絵画は時代を反映してか、若い作家のアニメーション調のものや、時代に呼応した精神的にも少し病んだイメージのものが主流になっています。
アートとは常に時代と共にあるので、これが今の時代と言うことであるとは思います。しかし、一方では時代と関係なく自己に向き合い、光を浴びることを目的とせずに、ひたむきに制作を続けている作家もあります。
今回の「絵画考」展は、熟達の域に達した作家4人に絞り、自身に向き合うことから新たな道を模索し続ける作家群に光を当ててみたいという想いから出発しました。
4人の作家の傾向も方法論も異なりますが、一つの場に集結した作品を前にして、新たな未来も見えてくるかと微かな期待をもこめた企画になります。