会場風景
 


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ロサ・ロッサ(ロサリア・イアゼッタ)はナポリ生まれのアーティストで、現在東京芸術大学大学院修士過程にて彫刻を学んでいます。日本では初めての個展となります。
彼女は現代の社会が内包する問題点に着眼した作品を制作しています。それは例えば消費であり、コミュニケーションであり、信仰であり、と言うように、彼女に必然を感じさせるテーマを常に追求した作品制作を行っています。
今回展示される作品にもそのテーマをダイレクトに反映させています。
「パカパカLOVE」と言う作品はテーマが携帯電話になっています。簡易なコミュニケーションツールとして、携帯電話は我々の日常になっていますが、一方では人間的なコミュニケーションが空疎になりつつある事に、警鐘を鳴らしている作品であります。それは異性間のコミュニケーションにも顕著に現われていると彼女は考えています。
「ムダを薦める聖人達」は廃材の鉄を牛乳パックの形にし、消費に対する現代の私達の感覚をアイロニカルに展開しています。また「サンタ・ボルサ(聖袋)」は鉄製のバッグを「聖なる購買力」を興させるものと位置付けています。
イタリアで生まれ育った彼女ならではの感覚や宗教感も、作品制作においては重要な意味を持っているのです。

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